鍼治療について

鍼治療とは?

ABOUT

体に鍼を刺して様々な症状に対して治療を行うことですが、治療院によって考え方は大きく変わります。

例えば、鍼の太さです。細い鍼で弱い刺激で治療しても意味がないと考える先生や、硬くなっている筋肉を中心に鍼を刺して治療する先生、ツボを使って治療する先生など様々です。


鍼治療は痛いの?

よく、痛いかどうかを聞かれますが、全く痛くなかったり、本当に少しだけチクッとしたりします。

実は、どの患者さんも鍼を刺す瞬間の痛みは平気なのですが、鍼を体に少し深く刺した時に出るズーンという独特な感覚が出てくることがあります。

この独特な感覚が苦手な患者さんと好きな患者さんがいます。

好きか苦手かは実際に鍼治療をやってみないとわかりません。

苦手だった場合、我慢をしながらの施術になるので、常に体に力が入って、緊張しながらの施術になるので、どんなに鍼を刺しても筋肉が柔らかくなりにくいです。

ただ、腰に鍼を打たれるのは苦手だけど、肩や背中は平気な場合や、足だけ苦手など、鍼を打つ部位によっても感覚が変わるのでそこは試してみる必要があると思います。


鍼治療のメリット

ズーンという独特な感覚が平気だった場合、鍼治療を受ける大きなメリットがあります。

それは、「痛みに対して即効性がある」ということです。

筋肉を手でほぐすのと、鍼を使ってほぐすのでは、鍼を使ったほうが筋肉はすぐにほぐれます。

理由は2つあります。

[理由1]反射

椅子に座って膝のお皿の下をチョップすると、本人の意思とは関係なく膝が伸びる現象も反射です。

このような体の反射という仕組みによって、鍼を刺すことで自然と筋肉が柔らかくなります。

[理由2]血液の集中

2つ目は、血液が集まってくるからです。

鍼を刺した場所は目では確認できませんが、鍼は実際に刺さっているので小さな怪我(痛みが無いくらい)をしている状態です。

なので、体はそこを治すために血液を集めて、治すのに必要な物を運んできます。

鍼を刺す場所は、基本的には筋肉が硬くなっている場所で、血液が入っていきません。

そこに針を刺して、筋肉を柔らかくして血液を集めることで、硬くなって潤いが無かった筋肉に潤いが戻り、より筋肉を柔らかくすることができます。

当院での鍼治療の役割

ROLE

たまに、「鍼で治りますか?」と聞かれることがあります。

もちろん鍼を打つことですぐに痛みが取れることはありますが、当院のそもそもの施術の目的は、「根本改善」です。

根本改善のための手段の1つとして操体法や内臓治療、頭蓋調整、鍼治療があります。

なので、鍼治療のみの施術は行っておりません。

基本的には最初は手技療法で施術を行いますが、筋肉がかなり硬い場合に、鍼治療をご提案させて頂いたりしています。

もちろん患者さんご自身の考えでやってみたいということがあるので、その場合もお試しで鍼治療したりします。

鍼治療を行うことで、筋肉がすごく柔らかくなるので痛みが取れやすく、歪みも取れやすいですが、硬さはすぐに戻りやすかったりします。

その特性を利用して、ほぐしてもなかなか取れない筋肉の硬さは鍼で、硬さがすぐに戻らないように次は操体法で体にとって正しい筋肉の状態に整えることで鍼治療の良いところ取りをすることができます。

このような感じで、鍼治療の優れているとこを使いながら、鍼治療の劣っているところを操体法で補うことで、より早く筋肉の状態をよくできます。

当院では、お気軽に鍼治療をお試しできるように、お試し用メニューで10分500円で受付しております。

2回目以降は20分2500円になりますので興味がある方は予約サイトで、オプションメニューでご選択下さい。

初診料が無料になるオンライン予約
通常初回5000円ですが、オンライン予約をすると初診料2000円が無料になり、3000円で初回の診療が受けられます。